道路横断帯(エスコートゾーン)とは

道路横断帯は横断歩道中央部に道路全幅にわたって触覚マーカ(突起体)を敷設した設備を指します。 視覚障害者の道路横断を支援するために開発されました。これまでは点状横線のタイプが多かったの ですが、白杖および足底での検知性の向上をねらって点状横線の両端に点状縦線を配したものが開発 されました。幅は45〜60cmです。点状突起体はJIS規格と同じ底面サイズのハーフドーム型ですが、上 面の直径が小さく、側面傾斜角度が緩やかになっています。そのため、車椅子などの車輪を有する乗 り物にストレスが少なくなります。

敷設例

JR吉祥寺駅交番横(東京)

環状8号線荻窪(東京)

松山市花園町(愛媛)


参考文献

- 田内雅規,中村孝文,大倉元宏,中川幸士,長岡英司:新しく開発した視覚障害者用道路横断帯の突起 形状の設計と歩きやすさの評価,第31回感覚代行シンポジウム論文集、pp.19-22、2005.12

- 大倉元宏,杉山尭,菅野淳,田内雅規,中村孝文,中川幸士,長岡英司:新しく開発した視覚障害者用 道路横断帯における点状縦線突起の効果の検討,第31回感覚代行シンポジウム論文集、pp.23-26、2005.12

- 中村孝文,田内雅規,大倉元宏,中川幸士,長岡英司:新しく開発した視覚障害者用道路横断帯の突起 形状と車いす通過時の振動,第31回感覚代行シンポジウム論文集、pp.27-30、2005.12